南山城村ってどんなところ?

南山城村(みなみやましろむら)は、京都府の南部、相楽郡にあります。
京都府内唯一の村で、京都府の東南端に位置し、
三重県、滋賀県、奈良県と接す府県境の地にあります。

春には高山ダム周辺などの桜、秋には雅やかな紅葉と、多彩な自然景観を織りなす南山城村。四季折々の魅力を楽しめますが、特におすすめしたいのは山間を爽やかな風が吹き抜ける、初夏5月。茶畑に新芽が芽吹き、無限に広がるような壮観な景色を見せてくれます。その美しさは日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」~京都・山城~の構成文化財にも指定されているほど。ぜひ現地で体感してみてください。

村の特産品の代表格といえば「お茶」。茶葉栽培に適した風土によって育まれる良質なお茶は、品評会でも高い評価を得ています。宇治茶となる京都府産のお茶のうち約2割がこの地で生産されていますが、ぜひご賞味いただきたいのが、南山城村産シングルオリジンの『京都・むら茶』の数々。産地だからこそ味わえる茶農家のこだわりが地域ブランドとなっています。

古くから紡がれてきた伝統と文化を大切にしながら、新しい挑戦も楽しむ。世代を超えて手を取り合い、ふるさとの魅力を発信し続ける。それが南山城村のむら人たちです。特に農林産物直売所のマルシェや道の駅のフリーマーケットでは地元の人々と移住者が交じり合い、地域資源の魅力を活かして発信する姿が注目を集めています。その活気と温かさに触れてみませんか?

村内では年間を通して、さまざまな行事やイベントが開催されます。京都府指定無形民俗文化財の『田山花踊り』は、毎年文化の日(11月3日)に行われる雨乞いの神事。旧田山小学校の校庭で色とりどりの装束を身にまとい、唄や舞がはじまり、諏訪神社へと練り歩く行列も見どころです。また、南山城村農林産物直売所や道の駅で季節ごとに催されるマルシェや収穫祭も人気です。

豊かな自然に恵まれ、隣りあう地域の多様な要素が混ざり合い織りなされてきた南山城村独自の風土と文化。その中で育まれるお茶・米・野菜・保存食などは、いずれも「確かにこの土地で産まれたもの」です。そんなこだわりの品々をそろえている『道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村』は、いわば“村のダイジェスト版”。むら人たちの知恵と想いに触れてください。

 

アクセス

アクセス

京都、大阪市内からアクセスしやすく、所要時間は車・電車ともに約90分ほどとショートトリップにおすすめの立地です。ですが関西本線が1時間に1~2本と便が少ないため、電車を利用する場合は、デマンド交通村タクでの移動がおすすめです。(事前予約必要)

観光ガイド

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南山城村公式アカウント