都市部からアクセスしやすいエリアにありながら、おおらかな自然に抱かれた、京都・南山城村。
北は標高500mの高原、南には丘陵地が広がっており、ゆったりのどかな時間が流れています。
ここは、国内有数のお茶どころ。古くから宇治茶生産の歴史を支えてきた南山城村産の『むら茶』をはじめとする、茶葉の生産を軸にした“自然の恩恵とともにある暮らし”に触れることのできる場所です。
山林が多く平地が少ない地形、そして気候や土壌においても、茶葉づくりに適した条件が備わる南山城村。古くからお茶の銘産地として栄え、その歴史は230年以上も前に遡るといわれています。現在では57戸の農家が総面積約276haの茶園でお茶を栽培。宇治茶となる京都府産のお茶のうち約2割を生産していますが、中でも地域ブランドとして近年注目を集めているのが南山城村産のお茶『むら茶』です。豊かな風味が広がり、甘みと旨みが際立ちながらもやわらかな味わいを醸し出します。村を訪れる際には、ぜひその美味しさを味わってみてください。